どうして男は脱げばウケるのに、女は脱いでもウケないのか
どうも、ササキ(@simpson_sasaki)です。
私には今、最大の疑問があります。
それはタイトルでも記したように、
「どうして男は脱げばウケるのに、女は脱いでもウケないのか」
ということです。
これはジェンダー論に片足どころか双方の足を突っ込み、そのままコンクリートでガッチガチに埋められ、もはや身動きすら取れないほどの論題。
学術的に取り上げられるべきトピックでしょう。
私が所属する大学のゼミは国際教育学を取り扱うものですが、卒業論文のテーマで扱いたいと思うほど、私の関心は専らそちらに寄せられています。
どうせ締め切り間際に適当に論文を書くぐらいなら、初老の男女の愚痴を肴に上島珈琲でまとめてみるのもいいのでは、と思いパソコンをカタカタいわせてきました。
まず、「男が脱げばウケる」事実及び「女が脱いでもウケない」事実を証明した後、「性差によるウケの差」を考察していきたいと思います。
それでは、どうぞ〜。
1:「男が脱げばウケる」
まず「男が脱げばウケる」という事実を証明させてください。
(しかし、私は頭が良くないので計算は2桁の割り算までしか出来ないことを理解していただきたいし、就活でよく出るであろう「フェミル推定」も勿論出来ません。そんなことは別にどうだってよいのです。適当なので。)
アキラ100%だって、とにかく明るい安村だって、小島よしおだって、男性裸芸人の命は短いものの、爆発的にウケたのは揺るぎない事実です。
局部を隠したオッさんが画面上に存在するだけですが、それはいつの間にかお茶の間に浸透し、小学生が真似をするまでに至ります。
先日、小学生がアキラ100%の真似をして周囲の笑いを掻っ攫っていったのは記憶に新しいですね。やはり学内での芸人パロディはウケます。
人気者になりたい承認欲求の塊の小学生のみんな〜!!今すぐ芸人パロディに走れ〜〜〜!!!
(サンプラザ中野くんのモノマネ)
もちろん、これは何も芸人に限った話ではありません。
昨今のSNSにおいては「脱いだが勝ち」のような風潮すら見受けられます。
事実、私が好きでよく読んでいるオモコロ(https://omocoro.jp)でも、たくさんのライターさん(男性)が脱いでいます。みんなが就活するから就活する、みんなが脱ぐから脱ぐ。これは日本独自の同調圧力から起こるものなのかもしれません。
闇は深いです。
容量が少ない脳みそで、「男が脱げばウケる」という事例をひねりもなく頑張って紹介しましたが、いかがでしたか。
飲み会で脱げばウケると考えているそこの男性諸君、そもそも「脱ぐ=ウケる」という概念がない女性諸君、「男が脱げばウケる」は男女双方異議なしの事実であります。
2:「女が脱いでもウケない」
では、次に「女が脱いでもウケない」事例について触れていきたいと思ったのですが、そもそも脱いでウケを取っている女性が浮かんできません。
強いて言えば明日花キララぐらいしか思いつかないのですが、キララのラップは結構好きですし、ツイッターも頻繁にチェックしています。
「女が脱いでもウケない」という事実を証明するに足る証拠はこの度提示できませんでした。というのも、昨今のお笑い業界において、脱いで世間を圧倒した女性がいないからです。
しかし、私は思うのです。
その証拠の欠如こそ、ある一種の証明であるかもしれないと。
聡明な女はすでに「脱いでもウケない」ことを瞬時に理解し、その「男女格差 in 裸芸」への鬱憤を蒸発させようと東奔西走しているのでしょう。
そう、その女こそ、私であるのです。
3:「どうして男は脱げばウケるのに、女は脱いでもウケないのか。」
以上、「男が脱げばウケる」事例と「女が脱いでもウケない」事例を適当に提示しました。ここからは、なぜ性差によってウケに齟齬が生まれるのか、考察していきたいと思います。
女が裸芸でウケにくい1番の理由、それは
隠さなければならない箇所が多いから
ではないでしょうか。
女は胸と局部、最低2箇所は隠さなければなりません。
それに対し、男は隠すべき箇所が局部の1箇所のみに限定されているのです。
つまり、モザイクが多ければ多いほど、身体的に不確かな要素が増し、どことなく落ち着かないファジーな雰囲気を醸し出してしまいます。
男の場合、胸は男の「性」としてそれほど強調されないにも関わらず、女の胸は「性」として強調されてしまうという矛盾を孕んでいます。ただ膨らんでいるだけなのに、です。
女の胸、それはすなわち風船。
萎んでいる風船、小さい風船、膨らまない風船が見向きもされないように、大きく弾力がある風船ほど、注目されます。
パフォーマーとして風船を2個所持していると、一見人気を掻っ攫うことができるように思われるかもしれません。
しかし実態としては、それらの風船は子ども、または低俗な大人をあやす道具に過ぎず、悲しきかな、ウケとは密接に結びつくことはないのです。
4:まとめ
結論から述べると、「男は脱いだらウケるが、女は脱いでもウケない」ということです。またその理由として、女は隠すべき箇所が男性より多いからだということが指摘できるでしょう。
そういった観点から、私は全力で乳首解放運動を応援します。
さようなら。