「エロい顔」と「えっちな顔」のニュアンスの違いを解説してみた。
こんにちは、ゆとり( @yutori_life )です。
以前、会話の中で三次元俳優や二次元キャラクターに対して、「なにこれ?めっちゃエロい顔してるやん!!」「もー○○のこの表情!えっちな顔してる!!」と言ったときに「なんでわざわざ言い換えるの?」と言われたことがあるんですが、それはずばり
「エロい顔」と「えっちな顔」では伝えたいニュアンスが異なる
ということです。
今回はその細かいニュアンスの違いを解説いたします。
1.「エロい顔」とは
一般的に直接的に性的な描写がある際によくみられる表情。キスシーンをはじめとした濡れ場で男性俳優がよくこの表情をする。
こちら映画『溺れるナイフ』の有名な一場面です。この菅田将暉氏の表情は「エロい顔」ですね。
こちらも某映画の綾野剛氏です。「エロい顔」してますねぇ。いいっすねぇ。
直接的な性的な描写のなかで発生することが多いので、わりかしどんなタイプの俳優さんもしやすい表情です。
そのため普段はクリーンでさわやかな印象のある人がするとより効果的な顔です。
これは比較的わかりやすいと思います。
2.「えっちな顔」とは
日常のなかの性的な表情。直接的な性の存在は皆無。色気と危うさの共生。
こちら全くなんでもないただの長谷川博己氏です。さすが!完璧な「えっちな顔」です。
あふれかえっていますね。顔面からありとあらゆる性的なものがもうダダ漏れです。
こちらもただの眞島秀和氏です。なんともいえない絶妙な「えっちな顔」ですね。
薄々分かってきた方も多いのではないでしょうか。
そう、「えっちな顔」はただの色気ではないのです。
色気と哀愁、それから「危うさ」。これが大事なのです。
「危うさ」とは何を考えているか分からない、危険臭といった感じのものです。
色気と哀愁は歳を重ねることでそこそこ醸し出すことが可能なのです。
たとえば、上記のお二人と同じくらいの年代のこちら、
竹野内豊氏です。
どうですか。かっこいいですね。
色気と哀愁と、彼にあるのは「貫禄」に似たものだと思います。
故に「えっちな顔」とはかけ離れているんです。
3.まとめ
おわかりいただけたでしょうか。
我々(?)はこのような細かいニュアンスを伝えるために言葉を使い分けているわけです。
「一緒じゃん!」なんて言わないでください。違うんです。
ちなみに今のところのベストオブ「えっちな顔」はこちらの眞島秀和氏です。
すばらしいですね。
キスシーンでも濡れ場でもないのにこの表情。さすがとしか言いようがないですね
長谷川博己氏と眞島秀和氏は23時以降しかTVに出てはいけないのではないかというくらいの「えっちな顔」持ち主です。
好きです。(迫真)
みなさんも自分なりの「えっちな顔」を探してみてください。
次は「えっちな顔」の女性版についても考察してみたいと思います。